それぞれのバンド活動

「わさび」というバンドはある意味、サークル活動のような感じだ。
結成して7~8年ぐらいは経つはずなのに、その活動内容の半分はメンバー間のレクリエーションだ。むしろ、それだからこそ長く同じメンバーで活動を続けられるとも言えるのだろう。


しかも、メンバー間には“兄弟愛”があるので男女問わず、仲が良い。
もうすっかり年中行事となった恒例の「わさび」旅行、今回は山陰は境港~皆生温泉にお邪魔した。
こういう人間同士のつながりが「わさび」サウンドを支えているわけなのです。

 

活動内容の残り半分が音楽になるわけだが、素人バンドの場合、今までの私の経験から大きく2つに分かれると思う。
つまり、「上(メジャー)を目指す」のか、「目指さない」のかだ。
こんな私でも親の話では、高校の頃「プロになりたい」って相談したことがあったらしい。
らしい・・・ 私自身にはっきりとした記憶がない。
言ったことがあるような・・・ないような・・・
両親とも「言った」と断言しているので、疑いようもなさそうだが、よくもそんなふざけたこと言ったものだ。

 

「わさび」の場合、オリジナルなので時間が出きれば新曲創作活動期間となる。新曲が何曲か出きればお披露目を兼ねてライブをする。または、前回ライブから時間が経っているという理由でライブをする。
その合間で少しづつレコーディングをしていき、CDをリリースしたりもする。(それが去年の年末)

 

「わさび」はライブ活動を中心にしているバンドではないので、年間におけるライブの本数は非常に少ない。
私が参加しているもう一つのバンド「Boogie☆Ramblers」は反対にライブが多い。今年は少ないのだが、去年などは平均したら月に1回はライブしていたと思う。
ライブが多いとステージには慣れてくるので、不必要に緊張することがなくなる。
緊張がなくなりすぎたせいか、神戸のチキンジョージでのライブの時、サックスを持参するのを忘れたことがあった。私だけリハが出来なくなったものの、本番までにはチキンジョージ~自宅間を往復し、間にあった。
後にも先にも、楽器を忘れたのは初めてだった。

 

それに引き替え「Neighbors」さんのライブで「T-SQUARE」を吹かせていただいている時は、バカほど緊張する。「わさび」でも「Boogie☆Ramblers」でも私はメロディーを担当しているわけではないので、気が楽。
メロディー担当というのは重圧なのだ。
「わさび」のなおママにも「Boogie☆Ramblers」のリーダーにも、頭が下がります。