動機はいたって真面目

譜面を覚えるのは大の苦手である。

 

という始まりで以前にブログを書いたことがあった。
そんな訳で、私は譜面とは大の仲良しだ。
通常、譜面はファイルに入れており、A4タテ1枚に1曲分を記している。
ファイルは見開きなので譜面台に置く段には全く問題がないが、譜面台を立てるスペースがないところではA4の譜面を曲順に重ねて置いておく。
この場合、曲が終わればその譜面を一番下に差し込まなくてはならない。
その際、細かい話だが、右手で一番上にあった譜面を取り、左手でその下の山を浮かして右手に持った譜面を一番下に差し込む・・・と、こういう一連の作業が必要となる。
一気に両手が必要となるのも歓迎できないし、何よりも曲と曲とを連続で演奏するときなどは、譜面を動かしている時間がない。

 

上記の局面を先日のライブで体験しながら、この問題を解決する方法を、ついに思いついたのだ。
それは今流行の「iPad」を使えばいい…と。

 

どう使うかをもう説明するまでもないと思う。
指先で画面を擦れば譜面がめくれる・・・何て素晴らしいのだろう!
スティーブ・ジョブス氏に感謝だ。

 

しかし、問題がないわけではない。
・野外の場合、非常に視認性が劣る
・電子機器なばかりに壊れる、動かないなどのトラブルがないとは言えない。よって、結局、紙の譜面も用意しておかなくてはいけない。

 

iPad」を使用するのは素晴らしいアイデアだと思ったが、音楽関係者の間では当たり前とのこと。
私の知り合いも早速試しているらしい・・・

 

でもって、昨日、初めてヨドバシカメラで本物を触ってきた。
モニターの大きさはA4と比べれば、ふた周りほど小さい。
老眼の入ってきている私の目で、見えるのか!?