一体、何年楽器を吹いているんだ!

予選、終了。


最近、2回ほど(前々回前回)に分けて触れてきた「エレクトーンJAM2010 三木楽器大会」の予選が、8月1日(日)心斎橋の三木楽器で行われた。
予選は今日を含めて3日間あり、総エントリー数はおよそ90チームぐらいはあると思われる。
私の参加するユニット「はなび」は大人だけで構成されているが、小学生だけで構成されたチームも少なくなく、自分の子供ぐらいのチビさんたちとも同じ土俵で戦うこととなる。
ちなみに、約半数のチームが8月29日(日)の本選に駒を進める。

大人になるとなかなかコンテストというものに出ることがないため、「エレクトーンJAM」に出るということは通常のライブとはまた違う独特の雰囲気を味わえる唯一の機会だ。

 

 

さて、この予選、緊張はしていなかったにも関わらず、個人的に様々なミスを犯した。

 

【音量】
予選が行われる部屋は結構小さい。
小さいがため、管楽器(トランペットやサックス)などが入るチームの場合、エレクトーンは音量で負けてしまうので、管楽器にはマイクを使用しないことになっている。
私たちの前にエレクトーン2台にアルトサックス、テナーサックスという構成のチームが演奏した。
このチームの出し物は「スイングガールズメドレー」だったが、エレクトーンの音量を絞っていたせいかサックスの音量が大きかった。
「注意せな、アカンな」と思いつつ迎えた本番だったのに、録音を聞いてみると私の音量はデカ過ぎた。

 

【表現】
我々「はなび」が演奏した曲の曲調は、オリジナルなので説明しにくいが全体的にはポップス(歌謡曲)と言えよう。
この曲中、サックスがメロディを吹く箇所が2つある。
繰り返したAメロとサビだ。
バカデカい音で入っている自分の音を聞いて、メロディを歌い切れていない自分の演奏にガックリきた。
あ~、一体、何年楽器を吹いているのだろう・・・
もっともっとメロディを吹く練習をしないといけない。よくよく考えてみれば、今現在色々活動はしているものの、サックスでメロディを吹く機会はほとんどない。
う~ン、反省しきりだ。

 

【マウスピース】
今回は練習の時から迷わず「Gottsu Metal」を使用してきた。
このマウスピースはエッジの効いた音が鳴るので、フュージョンやポップスに向いている。私の一番のお気に入りだ。
しかし、この予選の音を聞いて「もしかするとこの曲には違うマウスピースの方が合っているのかもしれない…」と思い始めた。
理由はこの曲のサビ部などの音域が高いため「Gottsu Metal」を使うとキンキンした尖った音になり、耳につくからだ。
そこで今度の練習時には「Gottsu Metal」とは音が違う「リバイユ LR」を試してみようかと思っている。このマウスピースは「Gottsu Metal」より太くて丸い音がなる。


予選の結果発表は来週の半ば以降とのこと。
そして、8月29日(日)が本選だ。
本選の場となる「ビルボードライブ大阪」はさすがに会場が広いため、サックスはマイクを通して音を出すことになる。
わずか4分間の勝負。
悔いの残らないチャレンジをしたいものだ。

 

 

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