本当の決戦は8月29日

「エレクトーンJAM2010」三木楽器予選の結果通知が郵送されきて、8月29日(日)に行われる本選の出場が正式に決まった。
通知書には審査をしてくださった二人の先生の講評が付けられている。
ここに原文のママ、載せよう。(誰の許可も貰っていないが…)

 

 

・とてもスマートでおしゃれなフュージョンナンバーでした。ステージア(エレクトーンのこと)のトランペットと生のサックスのからみや、ベースとコンガ、ギターのところ等、うまく音のバランスがとれていて素晴らしいです。

 

・4つの楽器がうまくコミュニケーションがとれていて、とても良いアンサンブルでした。曲もさわやかで夏にピッタリですね。

 


まっこと、嬉しいコメントではありませんか!
ちょっぴり今日だけは自画自賛をお許しください。
だって、今回はいろいろ、本当に苦労したんです、メンバー全員。
でも、誰かの曲ではなく、4人のアイデアで曲を仕上げたことに間違いはなかったんだな・・・と最後までこの方針を貫かれたギター担当のY先生には、感謝の一言です。

 

4人で作ったがばかりに曲としての一貫性やパートの振り分け、バランスなど・・・問題点は山積みでした。
だから、本選に向けてもう一押し、アレンジを加えてブラッシュアップしていき、初めて聴いた人がもう一度聴いてみたい・・・と言ってもらえるような曲に仕上げていきたいですね。


前回のブログに書いたとおり、予選の音のバランスは本当は良くなかった。それに今回の講評の中では、楽曲についてはお褒めをいただいているが、演奏力に関しては一切コメントがなかった。(Y先生の冷静な分析)
予選で審査してくださった先生方は予選だけで、本選はエレクトーン界の超大物、富岡ヤスヤ氏が単独で審査をされる。今までの「エレJAM」もずっと富岡氏が審査をされてきた。
だから、富岡氏がどういうポイントを重要視しているかもある程度はっきりわかっている。
今回の「はなび」が作った楽曲「NIAGARA(ナイアガラ)」は4人のアンサンブルが中心であるため、「どうだ、こんなにテクニックがあるんだぞ!」っていう構成になっていない。
通常、単品のサックスがバックの演奏に加わることって以外とない。私の場合、そういう役回りへのアプローチについては「わさび」で培ってきた。

 

4人のアンサンブルでサックスが鳴り始めると、目立つ分「主」の役割を担ってしまう。見る方も恐らくそういう目で見るはず。
しかし、「NIAGARA」のサビ前ではエレクトーンがメロディラインを弾き、サックスが「副」に徹し、その後のサビではエレクトーンと一緒に「主」であるメロディラインに加わる。
スタンスとしてはあくまでユニットの主導権はエレクトーンが握っていて、サックス(その他の楽器も)はうまくアンサンブルに加わりながら、盛り立て役を演じるのである。

 


本選ではさらに動きというものも評価される。
求められているのは、総合的エンターテイナー性だ。