「エレJAM」を通して その2

 演奏していて楽しくなってくるというのは、私の場合イコール“ノってくる”ということだ。
ノってくれば身体は自然と動くが、残念ながらサックスは吹き物なんで顔の表情には現れにくい。
どんな時にノってくるかは一概には言えない。自分の演奏でノることもあれば、他人の演奏で…という時もあるし、お客さんの反応でノることもある。

でも「エレJAM」の審査基準が“演奏を楽しんでいるときに出る自然な笑顔”である限り、私には入賞する自信がない。

 


今回の「はなび」のオリジナル曲「NIAGARA(ナイアガラ)」は、楽曲のメインはエレクトーンであり、そこにギターやパーカッション、サックスといった生楽器をどう絡めていくか?という難題へのチャレンジであった。
エレクトーンが万能楽器であるばかりについついバックにまわりがち・・・ここに陥らないためにオリジナルという険しい道を選択したのだ。

 


さてこの度、「はなび」メンバーの承諾を得ましたので、「NIAGARA」をお聞きいただこうと思います。
本線はギターのモニターの返りがなく、Y先生はまったくご自身の音が聞こえなかったそうです。
さらに、会場に出ている音には随分とリバーブが効いていて、音が唸っています。ですので、恥ずかしながらその本選の模様以外に、前日の最終練習の模様もアップさせていただきました。こちらの方が、各人の演奏内容がより明確にわかりますので。

 

 

・本選の模様


[VOON] 「NIAGARA」本選(平成22年8月29日)

 

・最終練習の模様


[VOON] 「NIAGARA」最終練習(本選前日)

 

 

 

 

 

でも、演奏を楽しめるに越したことはない・・・とは思います。毎回演奏が楽しくて、楽しくて・・・となるのが永遠の目標でもあり、課題でもあるのかも知れません。
もっともっとその曲にどっぷりと浸かり、演奏する楽しさを味わいたいものである・・・これが私の新たなチャレンジだと感じています。

 

 

 

 

思い出した!


最近演奏していてすごく楽しい気分になり、少しは笑顔のような状態になっていたときがあったことを。
それは去年、高校の吹奏楽部OB会で現役高校生に混じって座奏(「T-SQUARE」の「宝島」)をしている時だった。

 

う~ん・・・何となく納得・・・・・・