"Rudy Sarzo" HR/HMを好まれる方は大抵御存じであろう。 OZZY OSBOURNEバンド、QUIET RIOT,WHITE SNAKE等で活躍したキューバ出身のベーシストである。
もちろん今も現役である。
私が好きなドラマーで挙げているトミー・アルドリッヂと組めば最強のリズム隊となる。OZZYのバンドでは最も馴染みがあるリズム隊だ。(と、個人的に思っている)
友人たちとの間では失礼ながら、彼のことを”さるゾー”と敬意を払いつつ呼んでいた。
最近、RudyのOZZY OSBOUREN BAND 時代を中心とした書き下ろしのドキュメンタリーを購読した。彼が在籍していた頃、このバンドにはRandy Rhoadsという
ギタリストがいた。
クラシック音楽をこよなく愛するギタリストで、当時のHR/HMバンドのギタリストとは一線を画した美しいリフ、ソロを弾くギタリストであった。
1982年3月、まだまだこれからという時、ツアー中に飛行機事故で他界し、その死を惜しまれた。
何を隠そう、この私もRandy Rhoadsの大ファンで、ドラマーのくせにギターを弾くようになったのは一重にこのギタリストのフレーズを弾きたかったからだけである。
結局は難しすぎて弾きこなせなかったのであるが、実はJacksonの変形フライングV Randy Rhoadsモデルを持っている。
このギターは変形ギターのため、座って弾くのは困難なので、たまにしか触らないのであるが、とてもこのギターの形が好きである。
クラシック音楽を基にHR/HMを演奏するギタリストとしてはYNGWIE MALMSTEENが有名で、この人はその地位を確固たるものにしているが、
もし、今もRandy Rhoadsが生きていたらどんなギタリストになっていたのだろうかと時々考えてしまう。
また、そんなギタリストの後ろで強力なベースを弾いていたRudy Sarzoもとても好きなベーシストで、これまた個人的に大好きなロニー・ジェイムズ・ディオ
(この方も、亡くなられたが)のバンド”DIO"でもベースをプレイしている。
好きなギタリストやベーシストのことを書いているが、じゃあなぜ私がドラムをやっているのか?(どういでもよいことだが。。)
高校時代のバンドで(当時、私はKeyboardをやっていたが)MSGのダンサーという曲をコピーしているとき、ドラマーがツーバスの部分が叩けなかったので、
遊びのつもりでドコドコと叩いてみたら思いの外、形になったのでこれは面白いと思ったのが始まりだったと記憶している。(もちろん聴けるような代物ではなかったが。。)
真剣にドラムを始めたのは大学に入ってからで、好きが講じて今も続けている次第である。
楽器を始めるきっかけというものはホントに人それぞれだろう。
言うまでもなく、リズム隊はバンドの土台であるから、ドラムはそのバンドの良し悪しを左右する重要なパートだと思っている。
何年やっても満足に叩けないのであるが、より良いリズムを叩き出せるよう、頑張っていきたい。