父さん、大地に立つ! てな心境

先日のブログで「はなび」の継続活動が決まり、インストが出来ることになったことについて触れた。(過去ブログ9月7日「エレJAM」を通して その3」参照)
不思議なことだが、この「はなび」継続決定とそう時を隔てず他にも2件、インストを出来るチャンスが私の前に転がり込んできた。

 


1つはこのブログを綴っている「わさび」だ。
「わさび」の奏でる音楽はオリジナルのポップスが中心だが、先月(8月)の末にヘヴィメタ祭りに参加した。
今年の4月のライブでは「堀江美津子メドレー」を披露したが、来年の初めにはライブハウスの企画である“アニメ”枠に参戦する予定だ。

 

「わさび」の現メンバーは、それぞれに好きな音楽ジャンルがバラバラだ。おそらくこれは「わさび」に限ったことでないと思う。
私が初めて組んだ高校生の時のバンド、その名も『よう来たの、われ! 「河内のおっさんバンド」』という「T-SQUARE」コピーバンドだった。
別に河内地方の出身者がいたわけでもないのにこのバンド名だったが、「T-SQUARE」のコピーがしたい者同士が集まって出来たバンドだ。
このような、ある共通した目的で集まることの出来たバンドはこれっきりで、その後のバンドはメンバーありきで何をするかは後付けであったか、既に存在するバンドに呼ばれて参加するようになったかのどちらかだ。


「わさび」もどんどん声をかけて今のメンバーになっていった。そんな訳で意外といろんなジャンルの音楽を奏でることの出来る素地があるのだ。
そこで、来たる12月のライブ(現在未確定、決定次第「わさび」H.Pで告知します)では、何と初めてフュージョンを1曲演奏することになった!(インストという意味では今年1月の奈良県平群町であった「竹あかりの集い」にゲストで呼ばれた際に、「情熱大陸」を演奏している)
曲目は小林香織さんの「バード・アイランド」。「わさび」のドラマーである兄貴が一押しの曲だ。


小林香織さんは日本では数少ない女性のアルトサックス奏者で、もう4~5枚アルバムを出されている。演奏のみならず、ご自身で作曲もされる強者。
私は兄貴から「スクエアみたいな曲を書いて、吹く子がおるで!」と勧められて、聴くようになった。


私としては念願であったアルトサックスでフュージョンを演奏できる機会がようやく巡ってきたということだ。
上手く吹けるかどうかは別として、実は結構うれしい!
本番で頭が白くならなければ良いのだが・・・(これが自分でも怖い)
でもこの1年の間で「ネイバーズ」さんのステージでは「EWI」で「T-SQUARE」を演奏する機会が何度かあったので、少しは動揺せずに演奏できると思うし、そう願いたい。

 

 

そんな訳で、12月のライブが決定すれば滅多にない「フュージョン生わさび」をご覧いただけることになるはずだ。
この12月のライブ、実は新曲を2曲(どちらも作曲は兄貴、作詞はなおママ)も用意しているのだが、その内1曲はバラードだ。
今まで「わさび」には多くのバラード曲が存在するのだが、そのどれもがアルトサックスを吹いている。
が、しかし、今回のバラードは兄貴の原曲の時点から「EWI」で想定されていて、何と「EWI」でソロまでいただけることになっている。
これはこれで私にとって、嬉しい機会というわけだ。

 


何だか私にとってはわくわくするようなライブになりそうな感じなのだが、一番困った事はライブがまだ本決定ではないということだ・・・