下手なのは、マッピとリードのせいにする

先日、個人練習のためスタジオに入った。
そう、1つ前のブログに書いたインストの曲を練習するためにだ。

 

 

今現在、私が一番愛用しているマウスピースの「Gottsu Metal」だが、リードの調子がかなり悪い時期に差し掛かってきた。
リードの旬は主にその堅さ(厚い、薄いと表現する)を示す。
ベストコンディションの状態のリードを「最適」だとすると、その一つ前が「ちょい厚」で最適を越えると「ちょい薄」となる。
「Gottsu Metal」には通常、リードを3枚用意している。
この3枚の理想的な関係はこうなる。
「最適」は常の練習には使わず、本番用。
その他に常の練習に主に使う「ちょい厚」とさらにこれから育て上げる「もっと厚」の計3枚だ。


上記はあくまで理想であって、実際は今年の夏前に「最適」が旬を過ぎて「ちょい薄」に入ってしまった。
残りの2枚には個体差がほとんどなく、しかも「最適」との距離も近かったのだが、ここに来てとうとう完全に「ちょい薄」になってしまった。
つまり、今、ちょうど良いリードがないということが確認できた、先日の個人練習だった。

 


さあ、リードを探さなければならなくなった。
次の新しい3枚を発掘するためには、私の場合、スタジオに3~4時間は要することとなる。
ちなみに、「リバイユ STUDIO」も「リバイユ LR」もリードがない状態なので、みんな一斉に探さなければならない。


最適なリードでない場合の演奏は、輪をかけて下手くそなのだ。先日の個人練習の時も、自分の演奏を録音して聞いてみて愕然とした。
あまりにも“下手くそ”なのだ。

 

 

 

そこでふと思ったことがある。
最近よくYouTubeで素人さんたちのサックスの演奏を見るのだが、私見としてメタルピースを使っている人の方が良い音を出し切れていないように思える。(私もそうだが…)
つまり、メタルピースではなくハードラバーのピースという選択肢を真剣に考えてみようと思う。