「iPad」とカタカナ譜

iPad」を購入してから、約半年が経つ。

 


購入理由の一つに「音楽活動への利用」があった。
特にその中でも重宝しているのは、「譜面」としての利用だ。


私は最近、2種類のタイプの譜面を使い分けている。
通常、譜面と言えば五線譜におたまじゃくしが泳いでいる状態を指すのだが、それ以外に“カタカナ譜”というものを使っている。
この“カタカナ譜”、「Boogie☆Ramblers」でテナーサックスを吹かれているM氏が使っておられた。
M氏は五線譜を読むのが苦手とのことで、使用されていただのが、これが結構使い勝手が良いのである。

 

 

 

カタカナ譜.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           ↑    これがカタカナ譜だ!

 大きい声で言うことでもないが・・・

 

 

 


通常の五線譜にあるおたまじゃくしには、
①どの高さの音を
②どのタイミングで
③どのぐらい延ばすか
が、書かれてある。
では、“カタカナ譜”には?というと、
①のどの高さの音か
だけが書かれているのである。
つまり、フレーズやリズム自体は覚えておかないと、吹けないのだ。

 

ま、譜面などというモノは基本的に「自分」がわかれば良いものなので、私の場合、五線譜とカタカナ譜の両方を臨機応変に使い分けている。


通常、紙の譜面を入れるにはクリアファイルを使うが、これだとバンド毎に別のファイルを用意しなくてはならない。
しかし「iPad」ならすべての音楽活動に使用する譜面をデータ化して一元管理出来るので、過去に1回しか演奏したことのない曲や最近演奏していない曲などもすべて放り込んでおける。


紙の楽譜は大方A4サイズだが、「iPad」はA4より一回り小さいので比較すれば少し見にくい。
ま、慣れれば大した問題ではないが…
その反面、ライブなどのステージ上で紙の譜面を見る時は、ステージ上の証明の明暗に影響されないよう譜面を照らす小さなライトを用意するのだが、「iPad」は「iPad」自信が発光するため非常に見やすい。
バッテリーも大容量なので、数時間ぐらい余裕で稼動している。


次に「iPad」を試してみたいのは、吹奏楽の座奏だ。
吹奏楽の場合、練習中に様々な情報を譜面に書き込まなくてはならない。
この点も「iPad」のアプリなら加筆ができるようになっているので、問題なし。


向かうところ敵なしにも見えるが、不得手なシーンもある。
それは、天井のない野外ステージ。

光って、何も見えない・・・

 

 

 


その時は、迷わずクリアファイルを持っていこう!