吹奏楽にて

4月17日(日)、吹田メイシアター 大ホールにて「第31回 大阪府立摂津高等学校 吹奏楽部 定期演奏会」が催された。
1,000人を越える収容能力を持つ大きなホールだ。

 

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 吹田メイシアター 大ホール

 

 

 

Ⅰ部は現役生による“ステージマーチングショー”。
Ⅱ部はOBを交えての合同演奏。
Ⅲ部は現役生による座奏。
アンコールはOBを交えての合同演奏。


よって、私の出番はⅡ部とアンコール。
Ⅱ部(3曲)の真ん中の曲が「情熱大陸」で、その中間部分にある16小節のアドリブソロ、ここが私が与えられている最大の任務だ。
ソロ以外の部分は、ちょっと練習したぐらいで吹けるほどの技量のない私は、小さい音で細々と吹いている始末。
戦力外OBは、皆さんの演奏にとって邪魔な存在でしかない。


今回の「情熱大陸」のソロ、どっちのマウスピースを使用するか、迷った。
候補は、


1、「Gottsu Metal」(ゴッツ メタル)
2、「Gottsu Sepia Tone」(ゴッツ セピアトーン)

「Gottsu Metal」.jpg「Gottsu Sepia Tone」.jpg

「Gottsu Metal」       「Gottsu Sepia Tone」

 


ソロだけを考えるのなら、当然「Gottsu Metal」。
エッジの効いたメタルピースなだけに、吹奏楽の演奏をバックにしても音の存在感が違う。
しかし、その他の曲のこと考えると「Gottsu Sepia Tone」の方が、みんなに馴染む。
本番前の練習に3回ほど参加して、両方とも使ってみた。
最後の練習の時にソロ用のスタンドマイクの話があった。
ソロを吹くときは前に出ていって(指揮者よりも前)ステージの先端に立って演奏する。そこにマイクが立つという。
情熱大陸」中間にある私のソロ16小節、そのあとにさらに16小節のサックスソロが続く。これは、現役生2人の掛け合いのような内容なので、彼女たち(サックスパートは全員女子)にマイクを譲ることにした。
私はマイクを外した

 

立ち位置でソロを吹き始め、頃合いを見

 

て彼女たちはマイク前にスタンバイしてもらう…という感じだ。
ということなので、音の輪郭がはっきりしている「Gottsu Metal」をチョイスした。


吹奏楽部は通常は狭い音楽室で合奏しているが、本番当日のリハーサルでステージに上がって演奏すると、音の広がりや伝わり方が余りにも違うので、わかっていても驚く。
ホールによっても当然違いがある。
私自身も初めての「吹田メイシアター」。

何だか包み込まれるような感じの音がするホールだった。
私のソロはどんな風に聞こえていたのだろうか?
本番でソロを吹いているとき、通常あまりやらないフレーズを何故か吹いてしまった。そのフレーズを吹きながら「えええっ、何でこれ吹いてんねんやろ!?」
と、自分で可笑しくなってきた。

 

さて、次のステージは、
5月5日、茨木音楽祭
北グランド(ユーアイホール前)
16:00~ 「Boogie☆Ramblers」

無料で見ることが出来ますよ~
お近くにお住まいの方、よろしければ覗いてやってください!