ミゼットとグロリア

最近、あまりブログの話題に僕の「Y30グロリア」が出てきません。

なぜかと申しますと、より、ディープな方面に行けるようにグロリアのブログを別で始めました。

 

「わさびむしの庵」 です。クルマ関連のブログですが、うちのグロリア以外にも、興味深いクルマがいっぱいなので、ぜひご覧ください。

 

さてさて、話は変わりまして、ちょっと珍しいクルマに出会ったので、今日はそのことを書いてみたいと思います。

 

タイトルにもありますように、「ミゼット」です。

 

 

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↑右がうちのグロリアで、左がミゼットです。

 

ご存じですか? ミゼット。 昭和30年代に日本で生きてた人ならば、きっとその記憶に残っておられることでしょう。

この、昭和を代表するクルマを、僕の高校時代からの友人が購入しました。

 

それにしても、このクルマ、とにかく手がかかりそうです。

今の感覚ではミゼットのことを「クルマ」なんて呼べないかもしれません・・・。

 

うちのグロリアに乗るときでも、例えば「オーバーヒートしないか?」とか「途中で故障しないか?」など、いろいろ考えるのですが、ミゼットならばその「気苦労」が数倍に膨れ上がります。

 

「エンジンの回転数を上げすぎてエンジンが焼けないか・・・。」

「アクセルワイヤーの戻りが悪いせいか、妙にエンジン音が高いなあ・・・」

「一度エンジンを切ったら、しばらくはエンジンがかからないなあ・・・」などなどなどなど。

 

今回僕はミゼットの運転はさすがに遠慮させていただき、助手席に乗せてもらったので、気楽なもんでしたが、運転してる彼の苦労は、手に取るように感じられました。

 

10キロも走ったら、クタクタになりそう。。

 

じゃあ、近場のコンビニに買い物に行けるか? 

と言うと、エンジンの始動後、5分ほどアイドリングさせねばならず、その間にコンビニまで自転車で行って帰ってこれそう。

 

じゃあ、雨の日に、近場のコンビニに買い物に行けるか?

と言うと、そもそもサイドウィンドーがプラスチックで、防水なんてまったく考えてないような雰囲気なので、雨天の走行は大変そう・・。

(もちろん、錆のこととかあるので、ミゼットを雨天走らせるなんてことは想像すらしませんが・・)

 

ということで、とにかく、クルマですが、便利なところは一切ありません。

 

が、しかし。

 

ミゼットは素晴らしいクルマです。

その素晴らしさは実際に目の前で見て、実際に乗って走ってみるとわかると思います。

 

とにかく、すれ違う人、みんな、笑顔なんですよ!!

 

こっちの気持ちも「ホワッ」となります。

 

また、その友達と休みを合わせて、今度は、もっとミゼットの写真を撮りたいと思います。

 

・・・今回はとにかく、グロリアとミゼットの2ショットを撮りたかったもので・・・。

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