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新しい出合い ②

この度、私の正妻の座を射止めようとしているのは「Wood Stone」(ウッドストーン)のマウスピース。
これはMade in JAPANで石森楽器の商品だ。
このマウスピース一言で言うと、バリバリも吹けるし、しっとりも吹けるマウスピースだ。
つまり、楽曲を問わず吹くことが出来るので、「わさび」でも「Boogie☆Ramblers」でも気にせず使える一品という訳だ。


このようなオールマイティな1本が欲しかった。
しかも今回初めてなのだが、奮発して“総銀製”をチョイスした。“総銀製”の方が倍音が豊かになり、音質もマイルドになる。
とは言っても、その違いがわかるのはサックスを吹いている人か私だけだろうな・・・
フラジオも他のどのマウスピースよりも当てやすいので、すごく楽しい。
でも思うのだが、マウスピースもリード次第で随分と音質や吹く感覚が違うものだ。
今、結構この点に悩んでいる。
リードの調子が安定しないのだ。


私はよく使うマウスピースにはそれぞれに合うリードを2~3枚づつ用意している。
リードというのはマウスピースによって合う合わないがあるため、1枚のリードですべてのマウスピースを網羅できるわけではない。
今までの経験上、下ろしたてのリードは少し硬めのモノをチョイスし、そのリードを使うにつれてちょうど良い硬さになり、次第にやわらかくなっていく。
毎日吹いていた学生の頃の記憶では、リードの寿命は約2~3ヶ月。
常時良い状態のリードを確保するためには、常に数枚は様々なコンディションのリードを用意しなくてはならない。


なのに顕著に困ったことが起こっているのが今回購入した「Wood Stone」。
鳴りだけを考えれば、最初から良く鳴る(硬さがちょうど良い)リードは多くあったにも関わらず、音質の面で明らかに「あ、これだ!」と思えるリードは1枚だけだった。
このリードだけ吹奏感や音の鳴りが他のモノとは比べ物にならない代物だった。
このリードを使っていると「総銀製のマウスピースを買って良かった!」と思えるのだが、他のリードだと「えっ! こんなもんか?」って感じになる。


これらのことは、まだまだこのマウスピースを吹きこ慣れていないために起こっているのだと思う。
少しづつ少しづつ、我々は良い夫婦になっていくはずである。