岬洋介シリーズ

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中山七里さん作の、ミステリー小説を3作読んだ。
どの作品にも、主人公がいて、その目線で、スト-リ-が進んでいくのだけれど、登場人物が、タイトルの作曲家の楽曲を演奏する,あるいは、コンクールにむけて登場人物の様々な葛藤を描きつつ、事件が起こる。
必ず登場する岬洋介はピアニストなのだが、主人公ではない。
だが、事件解決の鍵を握っている。
読んでいくと、いつの間にか、楽曲の解説を読んでいるような錯覚に陥る。
で、こう来たか!という結末。
なかなか面白い作品だ。