何か最近元気が出て来た。
私は私でいいんだ、と。
ロックな私でいいんだ、と。
今まで自分の至らない所を直してもっともっと精進して高い所にいかなくてはと思っていた。
調子が良い時はそれができるような気がした。
だけど、調子が悪い時に何でできないのだろうとか、もっともっとやらないととか、
そんな事を考えてばっかりで、だんだん辛くなって来て、もやもやとしてきて。
「あなたもそろそろ自分の居場所を見つけなさい」とか言われたりでガーンときて。
でも、そうじゃない。
個性的にならなくては、じゃなくて、自分ならこうしたいとか、こんな事をしたいとか
ちょっとした事だけど、そんな思いを積み重ねて、少しずつ実行して、積み重なって
個性がその結果作られるのだと。
私はいろいろ好きな事とか音楽とかバラバラしてるんだけど、一時期その統一感のなさがすごく嫌で
今好きな事も、どうせいつかは好きでなくなるんでしょ、とか思ったりで。
でも、それもそんな悪い事ではないのかな、まあ良いかなと。
好きだという事は何か自分に響くものがあるという事だよね。
何で好きなんだろとか、ちょっと考えてみたら、他の人とはちょっと違う意外な所に反応してたり。
またああ他のひともそう思うんだ、と改めて思ったり。
改めて自分の立ち位置の独特さに気づいたり。
前やっていたバンドは一人で複数パートをやるとか、出身地、居住地もバラバラで、年齢もバラバラで、
好きなジャンルもバラバラで、スペクトラムのコピーをベースに何か面白い事ができないかという事をコンセプトにやっていた。
管楽器も少しかじったし、管楽器の事情も多少はわかる。ベースも少しやっていた。
私がギターを弾いているのはその時の名残。
わさびはそうだねえ、本当メンバーみんな個性がバラバラだけど、それが一つにまとまってバンドとして成り立って
こうやってライブもできて、レコーディングしたりできている。
曲も非常に幅が広い。ポップス、メタル、プログレハード、フュージョン、ロック、歌謡曲あたり。
メンバーみんなそれぞれ個性を出しているあたりかな。何か言葉が月並みですけどね。
ライブ写真みたら、あまりのバラバラぶりに我ながらほんま笑けまっせ。
もう私が入って10年位になるのかな。これからも自身を持ってやっていくよ。
木村カエラちゃん、このライブもう大好き!この頃の彼女が一番好き。
最高にロックだねー!!
そして何なのこのすごい空気。緊迫感。何かカエラちゃん自身の葛藤とかも現れてるね。
そして個人的にはこのドラマーさんが好き。
独特なフォームにまず釘付け。
カエラちゃんのアクションにすぐわおーって反応してる。
何か変わったリズム感、要所要所に入れる多彩なフィルが曲を盛り上げるんだよね。
このドラマーさんつながりで。
このバンドにハマってしまった。
ジャンルは全然違うけどこのバンドとわさびがなーんか似ていると思うのは私だけかな?
曲もキャッチーなんだけど、またまたドラマーさんプレイが熱い!一曲一曲ドラムがエキサイトしてる。
26分あたりでえらい姿で叩きまくってる。
音に深く入り込んでいるというか。
ここまで自由に叩けたら本当楽しいだろうなあ。何か知らないけどこの姿に何か勇気づけられるんだなあ。