最後のリハ

12月7日(火)、「気まぐれハウス」での最後のリハーサルに参加した。
前にも書いたが、「気まぐれハウス」は年内で店を閉めるため、明日10日(金)のライブが最後となる。


最後のライブに向けてここのところ毎週のように練習を行っている。そして、練習が終わったらマスターとママの計らいで、鉄板パーティーが催される。
第1回はお好み焼き。
次はたこ焼き、その次はイカ焼き、そして今日は焼き鳥だった。
毎回、とても美味い!
そして、終電まで懐かしい話や時には社会情勢などを熱く語らい合う。


明日の最後のライブ。
先月のライブとラストライブとでほとんどのレパートリーを演奏するとのことで、いつものライブより早い19時より全開モードで突っ走ることになる。
おそらく、お客さんも120%の入りになるだろうから、騒げや踊れやのお祭り騒ぎになるだろう・・・
私もMCに参加させていただき、楽しく演奏したいと思う。

 

 

 

 


先々週の「気まぐれハウス」でのリハーサルの時に、私の本妻であるテナーサックスが突如、故障した。
テナーで言う「ファ」の音が出なくなったのだ。よくよく楽器を見てみると、「ファ」の音を押さえてもちゃんと穴を押さえきれずに、浮いてしまっているのだ。
翌日、三木楽器に持っていくと、一つ部品が大破したらしい。そこを直すには楽器は入院しなければならないというので、ついでにネックのコルクを巻き直してもらうことにした。

 

ネック.jpg

※ネック部分


ネックのコルクの部分にはマウスピースを差しこみ、その差す深さによって、管自体のチューニング(ピッチ)が変わる。
管楽器は通常、吹き始めは管が冷えているためピッチが低くなりがちで、暖まってくると高くなる。
だから、夏の野外ライブなどはピッチの調整が難しい。
このコルク、コルクなばかりに使い続けていると硬くなってくる。そうなるとマウスピースと合わなくなるため、たまに新品に巻き直してもらう必要がある。


巻き直してもらう場合、通常使っているマウスピースも一緒に預けて、そのマウスピースに合うようにコルクの厚さを微調整してもらう。
私の場合、テナーサックスは「デュコフ」を使っているのだが、三木楽器の人は「デュコフですか・・・ これはじゃじゃ馬ですからね・・・」とおっしゃる。
小難しいマウスピースを使いおって・・・というニュアンスだ。
私だってお金があれば買い換えたい!
どうせ、微妙な吹き加減がわかるほど、テクはありませんので・・・
と、ちょっとスネてみる。

 


さあ、この「デュコフ」で明日は暴れるぞ!