プロフィール14

解散ライブの写真を今見ても、わたしはとても楽しそうに歌っています。


アンコールは2回いただきました。2回はこの時と翌年にもう一度だけしか記憶にありません。


このバンドで、いろんな事を学んだなぁと思います。


進歩がなさすぎると情けなく感じますが、今の私はこの時とあまり変わっていません。
見かけはどっぷりオバチャンになってますが(^-^;


解散後、1年近くはアルバイトと学業に専念しました。
時々セッションをしたりしましたが、固定バンドでの活動はしませんでした。


わたしは国文学を勉強していたのですが、とりわけ興味を持ったのが古代文学でした。
その中でも和歌が面白いと感じました。
どうせ時代を巻き戻すなら古い古い時代へ飛ぼう!と思い、万葉集に取り組みました。


平安時代(以降)は華やかで技巧も卓越した素晴らしい作品が多く有名な歌人だらけなんですが、私はあまり興味をそそられませんでした。


わたしが最も尊敬する歌人柿本人麻呂です。
人麻呂と呼び捨てにするのは恐れ多いので人麻呂大先生ですね。


そのお陰か、作詞する時には今でも役立つ事があります。
わたしの作品の中で「何を歌ってるのか難しくて解らない」とお褒め?いただくものが有りますが、あれは意図的にそのような言葉を選んでいます。




初めての学園祭を目一杯楽しんだ頃、LADYのリーダーから電話がありました。
今年の高校生音楽際でのゲストステージの依頼があったのです。


ゲストステージのために集まったメンバーは皆少し大人になっていました。

自分で言うのは恥ずかしいのですが、雰囲気のいいステージだったのではないかなと思います。

しばらくまとまった活動をしていなかった私にはいい刺激になりました。


そしてポップスからは少し離れて、ハードなものを歌いたいと思いはじめていました。