守口市大日駅近くの和歌山ラーメン

日曜日に所用で大阪の守口市に行きました。お昼頃に到着しまして、昼食にラーメンでも食べようと思い、探してみたら和歌山ラーメンのお店を発見。

結果的に言いますと、「特別においしい!」とか「すごく変わってる!」とかなく、まあフツーにおいしい和歌山ラーメンをいただくことができましたが、なんかお店の雰囲気がすごくよかったです。

何がよかったのか…。箇条書にしてみましょう。是非シチュエーションをご想像ください。

日差しの強いお昼時。
お店に入ると親父さんの「いらっしゃい」の声。
店内の小さなテレビでは「新婚さんいらっしゃい」が放送中。
先客の二人組のおじさん達が帰る。
僕は生ビールとラーメンを注文。
店の親父さん、先客の忘れ物(タバコとライター)発見。親父さんが店の外に出て、先客を捜す。
しばし、店内は僕一人。
親父さん、結局先客を見つけられず、戻る。
親父さん、ビールを出す。
親父さんの奥さん、買い物から帰宅。「豆腐買(こ)うてきたか?」…みたいな会話してはる。
テレビでは新婚さんいらっしゃいで桂三枝さんが派手にこけてる。
親父さん、ラーメンではなく、葱と卵を炒めたものを小鉢で出してくれはる。
しばし後にラーメンが出る。
親父さん、店のカウンターでインスタントコーヒー飲みながらタバコ吸う。
店内は僕と店のご夫婦だけで、3人で新婚さんいらっしゃいを見る。
新婚さんいらっしゃいが終わって、アタック25が始まる。
ご夫婦、「暑さ」とか「高校野球」の話をしてはる。
僕、ラーメン食べ終わる。
お勘定して、日差しの強い店外へ。


…今読み返しましたが、たいしたことない文章書いてすんませんでした。
今回書きたかったのは、「葱と卵の炒めたやつ」が嬉しかったという話です。

きっと、ビールを頼むと「おつまみ」で出してくれはるんでしょうね。もちろんメニューにはそんなこと書いてません(多分書いてなかったと思う)。
例えばこれが、作り置きのできるおかずが出てきたなら、そんなに嬉しい気持ちにはならなかったように思います。

フライパンに卵と葱入れて、ちょっと塩入れてグルグルって箸で混ぜただけの小鉢ですが、なんか日曜日のお昼にフラリと入ったラーメン屋で、予期せぬ、小鉢がよい感じでした。