オリジナルってスゴいこと

先日のなおままのブログを読んで思ったことがある。


先日のライブを見に来てくださった方のコメントが載っていたが、改めて私たちはメッセンジャーであることを悟った。
「わさび」はオリジナル曲を演奏するバンドだ。
そう、コピーバンドとは根本的に違う。
オリジナルは、そのバンドでしか表現できないアイデンティティーを持ち合わせている。
コピーでは感動は伝えられない。
コピーは上手く演奏することや、上手に歌うことは出来るが、その曲の持つメッセージを伝えることの出来るバンドは、その曲を作り上げたバンドだけがもつ特権だと思う。

 


「わさび」は偉いと思う。
自分で言うのも何なんだが…
オリジナルって当たり前だがお客さんの受けは良くない。
それをやり続けるは本当に大変だ。
でも、もし、今後「わさび」はコピーバンドに変わりますってことになったら、今のメンバーでは演奏し続けることは不可能だろう。
メンバーそれぞれ好きな音楽がバラバラなので、1つの方向性にまとまることはないと思う。
だからこそ、「わさび」にはオリジナルなんだ。


今の「わさび」サウンドは、今のメンバーでしか演奏できない。
オリジナルとはそういうもので、コピーバンドは上手下手を抜きに考えれば、メンバーが変わってもサウンドは変わらない。(言い切ってしまうと語弊はあるが…)
「わさび」のオリジナル曲って、どの曲も「わさび」サウンドになっていると私は思う。
これは、

 

・「なおまま」というボーカリストの存在
・メンバーの出入りがない
・全曲、「なおまま」が歌詞を書いている
・活動期間が長い


おそらくこれらの理由で「わさび」というサウンドが成り立っているのだろう。
メンバーそれぞれが「わさび」を感じ、表現することで“メッセージ性”というものが出てくるのであろうか・・・
ま、正直なところ、よくわからない。
でも、プロのミュージシャンのインタビューなどを見ていると、伝えたい何かを持っている人が多いことに気付く。
プロのミュージシャン全員が伝えたい何かを持っているのかどうかは知らないが、本来アーチストなるモノ、自分の伝えたい何かを伝える手段、表現の場として様々な方法に打って出ているのだろう。

 


私もオリジナル曲を演奏する身。
私の役割はバックバンドの1パートではあるものの、それぞれの曲を作ったメンバーと歌詞を書いたなおままの思いを私なりに表現し、演奏していきたいと思う。