うちのY30グロリアのグローブボックスにいつも入れている1冊の本があります。
「雨の日には車をみがいて (五木寛之著)」です。
ちょっと車の中で時間をつぶさないといけないようなときに、いつも読んでます。
ジャガーやボルボなど、主人公がその時に乗っていた車と、女の子の話です。
物語の中で随所に「サラリ」と出てくる「クルマ」に対するこだわりの記述は、ついつい
「うーん。 そうそう。 僕もそう思う。」
という感じでうなずいてしまいます。
エコカー全盛のこの時代。最近販売されている軽自動車などには「水温計」がついてなくて驚いたりもします。
また、電気自動車の開発が進み、「クルマ」もいつかは電気製品になるのだなあ・・、と考える今日この頃。
壊れない、グズらない、運転するのに「コツ」もいらない・・・。
今後、この「雨の日には車をみがいて」のような「クルマ」に関する小説は書かれなくなるのかもしれません。
そんな機会はきっとありませんが、五木寛之さんと、「クルマ」の話をしてみたいものです。