幕末って何?  番外編

平成22年11月3日 文化の日
私は初めて「坂本龍馬」になった。

 


奈良県生駒郡平群町の文化祭で、江戸時代の旅装束で町内を歩くというイベントに参加させていただいたのだ。
「わさび」のギター担当のぐっちゃんのお住まいがこの平群町平群町蘇我氏物部氏の頃からその名を轟かせた、非常に歴史のある町。
ぐっちゃんの母様が町の世話役をされている関係で、今回「わさび」男衆にお声がかかった次第だ。


この一行は約20人ほど。それぞれ人がいろいろな役に扮している。例えば、駕籠屋、飛脚、無宿人、旅女、ねずみ小僧、などなど・・・

 

 

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 ▲ご一行の様子

 

 

 


用意していただいた役は兄貴が「商人」、陽爺が「武家浪人」を担当し、そして私が「坂本龍馬」であった。

今回、ぐっちゃんは忍者に扮しているのだが、カメラ担当だったのでご自身が写っているのはこの下の写真ぐらいだ。
写真でもわかるように、衣装はかなりリアルなのである。

 

文化祭03.JPG

 ▲「わさび」勢揃いの図 (左から陽爺、私、兄貴、ぐっちゃん)

 

 

 

 

 


着物には坂本家の家紋(「組み合わせ角に桔梗紋」)までも再現していただき、腰のモノもとても良い感じなので、

ついつい小さい頃を思い出してしまい、抜刀して遊びたくなる感じである。

 

文化祭02.JPG

 ▲なりきっている、私

 

 

 


坂本龍馬・・・
私にとっての龍馬さんはやっぱり特別な存在だ。
家中にも「坂本龍馬」関連の本が多数存在する。
小学校4年生の娘からも「パーてん(私はこう呼ばれている)、おっさんやのに、この人好きなん?」
おっさんで悪かったな!
ん? 「おっさん」って龍馬さんのことか? 私のことか?
ま、どちらでも意味にあまり差がないか・・・
そんな龍馬さんの役をするなんて・・・嬉しいような、恥ずかしいような・・・でも、他人がこの役をするのは気分

良くないし・・・
NHKの大河「龍馬伝」を見ていても、よく泣いてしまう。
でも、mixiにある龍馬さん関係のコミュニティの方の話を読んでいると、私と一緒の人が多いこと多いこと。

 

 

 

そんな訳で、2時間ちょっとの間だったが、一生忘れられない思い出をいただいた。
ぐっちゃんの母様には衣装から小物まですべてご準備いただき、本当にありがとうございました。
こんな龍馬さんでよければ、いつでも声をかけてください。