I LOVE YOU

職場の近所に中学校がありまして、夕方6時ちょっと前頃に帰るときは、その中学校の横を通過して最寄駅まで帰ります。

で、その中学校で、その夕方6:00頃に流れる音楽があります。

「校内に残っている生徒へ〜。用事のない者は早く帰りなさ〜い」
という意図でその音楽を流してはると思うのですが・・。

曲は、尾崎豊さんの「I LOVE YOU」(ストリングス系のインスト)です。

僕は特別に尾崎豊さんが好きなわけではないですが、でも、
カラオケではめっちゃ唄いますし、レコードとかも持ってます。

若くして亡くなられてしまいましたが、「学校」(大人や先生)に対してあれだけ反抗して、生み出された音楽の中の一つに「I LOVE YOU」があると思います。「17歳の地図」っていうアルバムに入ってまして、そのアルバムを手に入れてから、30歳過ぎるまで、イロイロな状況で聴いてきましたが、やはり、よいアルバムですね。

特別に「尾崎フリーク」ではないのですが、でも、21世紀になりまして、僕も30歳を過ぎて、職場の近所の中学校の下校の音楽で、尾崎の曲(インストですが)が流れるっていうのは、なんか、うれしいようなさみしいような。複雑です。

亡くなられた方に対して、「もしも」っていうのは禁句ですが、でも、もしも今尾崎豊さんが、公立中学校で流れる、インストの「アイラブユー」を聴いたら、何て言うのでしょうね〜。

答えはないのですが、「僕の若いときの曲が中学校で流れるのはうれしいよ・・」っていう肯定的な意見と、「あの頃の僕の曲はやっぱり中学校では流してほしくないなあ・・」っていう否定的な意見と。
「もうどっちでもいいよ・・」っていう、照れた意見と。

どんな意見でもいいから、尾崎豊さんの声を聞いてみたいですね。

尾崎豊さんのメッセージを考えると、学校では流してほしくないなあ〜っていう個人的な気持ち。。
でも、やっぱり、ええ曲やなぁ〜〜。って考えると、今の学生にも知ってもらいたい気持ち。

なんかそんな複雑な気持ちになりながら、中学校の下校の音楽を聴いてます。