自己回想 その20

さて、そのエレクトーン、YAMAHAは様々な催しを開催しており、その中の一つにエレクトーンと他の楽器のアンサンブルを主旨とした「エレクトーンJAM」というコンテストがある。
高校のOB会の後輩から誘われて、ここ3年、毎年参加させていただいている。

1ユニットは最大5人まで。
当然だが必ずエレクトーンが入る。(最大2台まで)
エレクトーン以外の楽器は基本なんでも良いのだが、アンプを要する楽器はギターを除いて使用不可となっている。

地上に存在する音ならほとんどの音をリアルに再現できる今のエレクトーン。
あくまでもエレクトーンを中心とし、伴奏にならないようにするのがポイント。


ここでは自然とインストになる。
1年目はエレクトーン×2台、ウッドベース、トランペット、アルトサックス(金賞受賞)
2年目はエレクトーン×2台、アルトサックス(無冠)
3年目はエレクトーン×2台、コンガ、エレキギター、アルトサックス(無冠)
という構成で臨んだ。
演奏するのは1曲だけ。4分以内。
ちゃんと予選があり、合格すれば本選へと進む。
本選は、あの「ビルボードライブ大阪」で演奏が出来る。
さらに、この本選の金賞受賞者中でTOPになれば、代表として全国大会へと道は開けるのだ。



私が参加しているユニット名は「はなび」という。
ん?
似てるでしょ? 「わさび」と。
私が名付け親なんです。
「はなび」はエレクトーン雑誌にも取り上げてもらえるほど、ちょっぴり有名?なユニット。(有名とは言い過ぎました・・・)
過去3年間、本選までは駒を進められるが、その先(代表)が遠い。

私が「はなび」を続けている理由、それは、他の音楽活動では体験できないことがココでは待っているからである。
それは、アルトでインストが出来ることだ。


そんな訳で、

「はなび」が今の私の活動の中で、本来自分が一番演ってみたいコトに近い。