いよいよ明日(正確には今日)と明後日の連ちゃんが始まる。
明日は「Boogie☆Ramblers」のダブルヘッダー。
前回のブログでも触れたが、マウスピースの「リバイユSTUDIO」のイメージが悪かったので、先日の練習時に「リバイユLR」の方を使ってみた。
ここで少しだけマウスピースの話をする。
私は5種類のマウスピースを持っている。
それぞれの違いは当然音質だが、簡単に言うと「太くて丸い音~エッジの効いたブライトな音」って感じだろうか。
「わさび」のアルバム「よろづあります。」は3回のレコーディングを経て出来ているのだが、実はその3回とも違うマウスピースを使っている。
「綴花」「古都」 ・・・・・・・・「デュコフ」
「雪」・・・・・・・・・・・・・・・・・「リバイユSTUDIO」
「分岐点」「月」「写真」・・・・「リバイユLR」
ちなみに上記以外に「Gottsu Metal」「Super Session」がある。
それぞれの音質の違いは、
エッジが効いている
↓ 「Gottsu Metal」、「デュコフ」
↓ 「リバイユSTUDIO」
↓ 「リバイユLR」
↓ 「Super Session」
太くて丸い
こんな感じだ。
もともとは「デュコフ」が大好きだった。
「デュコフ」はフュージョンやポップスでは使用頻度の高いマウスピースで、そのエッジの効いた音質はエレクトリックな楽器と一緒に演奏してもその存在感を十分に発揮できるマウスピースである。
私がサックスを吹くきっかけとなった「T-SQUARE」の伊東たけし氏も長い間愛用されていた(現在は違う)し、あのデヴィット・サンボーンも使っている。
ただこのマウスピース、難点がある。
個体差(出来不出来)があるのと吹きこなすのに非常に難しいとされている点だ。
私も随分と長く「デュコフ」を使ってきたが、自分が未熟ということもあり、このマウスピースのコンディションを保つのにはかなり閉口した。
「デュコフ」の音質に近くて、もう少しコンディションが安定しているマウスピースはないものだろうか?
探していると、これまた私が好きなアーチストであるキャンディ・ダルファーが一時選んだマウスピースが「リバイユSTUDIO」だった。
この「リバイユSTUDIO」にはよく助けられた。
「デュコフ」の調子が下がってくると「リバイユSTUDIO」の出番が回ってくる。
結構吹きやすいマウスピースなのだ。
「わさび」のライブでもよく登場している。
「リバイユLR」はその名の通り「リバイユSTUDIO」と同じメーカーが出しているマウスピースだ。
「リバイユSTUDIO」よりJAZZ向けに作られているらしい。
「リバイユSTUDIO」購入時、輸入待ちだったため予約をした。入荷日が未定だったので待ちきれず、すぐ入手できた「リバイユLR」も買ったのだった。
そして去年購入したのが、現在メインで使用している「Gottsu Metal」。
これは「デュコフ」を吹き易くした感じであると発売時に言われていたので、一も二もなく即時購入した。
評判通りのマウスピースで、今はこいつなしでは生きていけないぐらいになってしまっている。
少しのはずが、随分と長い説明になってしまった・・・
話を戻し、明日は「リバイユLR」で望むことにする。