ビールのおいしい季節となりました。
さて、「あるくん奈良 まちなかバル」というイベントに関しては以前書きましたが、その折に訪れたお店「のより」さんの話です。
お店の場所は奈良三条通りのホテルフジタの斜め前くらい。「なら青丹彩」の地下にお店はございます。
営業時間は朝10時から夜10時まで。・・・結構長時間営業しておられます。
お店の中はバーカウンターになっており、立って呑むことも座って呑むことも可能です。
・・などと書くと、「飲み屋さん」みたいですが、あくまでもこちらは「お酒屋さん」です。バーカウンターになっているのも、試飲のスペースです。
まちなかバルの前からちょろっと行っておりましたお店ですが、最近では僕の定番になってきました。
なぜ、定番になってきたのか?
もちろん、取り揃えておられる日本酒もよい感じなのですが、あまり「日本酒の銘柄」に詳しくない僕にとっては、そこはあまりポイントではありません。
そう、理由はずばり、お店の女将さんが「面白い」のです。
女将さんの巧みな話術で、ふと気が付くと2杯、3杯・・・と盃を重ねてしまいます。
先日は日本酒の味を「ボクシング」に例えておられました。
「アッパーカット」のお酒はコレ。「ボディーブロー」はコレ。「TKO(テクニカルノックアウト)」はコレ。・・・といった感じ。
で、実際にこれらのお酒を飲んでみると、なるほど、「アッパーカット」や「ボディーブロー」な味がするわけです。
・・・文章で「アッパーカットな味」なんて書いてもうまく伝わりませんねぇ。。。
最初は小さな盃で飲み始めますが、「日本酒の酔い」と「女将さんの話術」でどんどんメロメロになってきた頃に、またまた女将さんの絶妙なアシストが入り、
「小さな盃から大きな盃への移行」が始まります。・・・そう、ふと気が付くと、大きな盃で日本酒を飲んでいるのです。
こだわりのお酒もいっぱいで、そのあたりのお話を聞くのも、なかなか楽しかったりします。
あと、お酒以外にも、酒粕でできた生キャラメルもあり、これも絶妙な味でオススメです。