シャコタンブギっていう漫画、ご存知でしょうか?「クルマ」と「女の子」のことだけを考えている主人公たちの物語ですが、僕はこの漫画が大好きです。
ガレージに全巻揃えていまして、天気のよい休日の夕方など、グロリアを外に出してガレージの中でFMを流してビールなんぞ飲みながらシャコタンブギを読んでます。
このガレージで過ごす時間が僕は大好きです。
シャコタンブギはもう何十回も読み返した漫画なので、どんなストーリーかは熟知しております。が、飽きません。で、ふと考えたわけです。なぜこんなに飽きないのか?
結論から言いますと、作者の方の「クルマ」に対する愛情がこの漫画から伝わってくるからかなあって思います。「クルマ」はモノを言いませんし、「機械」なので感情などあるはずはありませんが、クルマ好きの方ならわかっていただけると思うのですが、僕は「クルマは生き物」だと思ってます。で、そういうクルマに対する何ともいえない感情がこのシャコタンブギのストーリーから伝わってくるのです。
初期の頃はシャコタンブギも娯楽漫画として「クルマ・女の子・ナンパ・ケンカ」というストーリーが多かったと思います。その頃は比較的クルマをひとつのファッションアイテムとして捉えているような表現が多かったと思いますが、その後、巻を重ねるごとにもう少しストーリーの内容が深くなってきて、上記のような「クルマに対する愛情」が滲み出てくる作品になったと思います。(あくまでも個人的な感想ですよ)
そういうわけで、シャコタンブギを読みながら、自分のグロリアを眺めているとすごくグロリアと「親密な時間」を共有しているような気持ちになります。
↑ガレージからグロリアを見るとこんな感じです。・・美しい。
主人公のハジメのソアラへの思い。ジュンちゃんとハコスカ。自分のフェアレディZが世界一だと信じているアキラ・・などなど。シャコタンブギに出てくる人々の「自分のクルマ」に対する「思い」はなんか人間臭くて、僕が自分のグロリアに感じてる気持ちとすごく似通っているなあと思います。
ちなみに、シャコタンブギは実写で映画化されているのですが、ビデオも映画のパンフレットも持ってます!! ・・・ちょっと自慢です。