父さん

自己回想 その19

今の私は非常に充実した環境の中で音楽をさせていただいている。「わさび」と「Boogie☆Ramblers」ではそれぞれ違ったジャンルでアルトサックスを、「気まぐれハウス」ではテナーサックスを吹かせていただいている。高校の吹奏楽部のOB会でも年に1回以上の演…

自己回想 その18

「Boogie☆Ramblers」の奏でる音楽・・・・“ジャンプ・ブルース”。知っている人はほとんどいないと思う。でも聴けば、ビートの効いたノリの良い音楽。「Boogie☆Ramblers」にはすでにホーンセクションとしてペットとテナーがいた。ペットとテナーがオクターブ…

自己回想 その17

高校のOB会でアルトを吹き、「わさび」でもアルトを吹く。私にとってのアルトは“実は本気で好きな人”なのではあるが、アルトと再会する寸前に私はテナーと結婚してる。これを忘れてはいけない・・・が、1年間は完全に再会したアルトに溺れていた。ところが…

自己回想 その16

「EWI」…正式にはウインド・シンセサイザー。平たく言えば、「電子縦笛」。この楽器を世に広めたのは、「T-SQUARE」のフロント、伊東たけし氏だ。伊東氏は「THE SQUARE」でデビュー後、アルトサックス以外のメロディー楽器として吹いておられた楽器で「リリ…

自己回想 その15

ご回答のコメントありがとうございます。私のニュアンスとしては、固定メンバーでサックスだけが入っているバンド・・・という意味でした。ブラスセクションの中にサックスが入っているというバンドはそれなりに多く存在しますね。当時の私には「チェッカー…

自己回想 その14

返事は取り敢えず保留とし、高校時代に買ってもらったアルトを持って、スタジオに行った。アルトに対して良いイメージはなかった。つまり、吹けそうなイメージがなかった。ところが、テナーを数年吹いていたおかげか、その日、私は想像以上にアルトを堪能し…

自己回想 その13

ここでテナーを買うことは、イコール、アルトに戻ることはないということを意味する。「もう、いいんやな・・・ これでいいんやな・・・・」そしてついに決断し、三木楽器へと足を運んだ。大げさに聞こえるかも知れないが、私にとって楽器を買うということは…

自己回想 その12

この時期考えていたことは・・・・テナーでアルトのように吹くこと。そういうアプローチもありではないか・・・どうしても、アルトへの羨望が捨てきれないでいた。でも、わかっていた。もうテナーと付き合い出してから7年程が経ち、「あ~、俺はこいつと結婚…

自己回想 その11

気まぐれハウスでサックスプレイヤーとしてバンド活動が出来て、楽しく過ごしていた。テナーを吹くことにも少しづつ抵抗がなくなってきていた。当然、アルトを吹くことはなかった。都合6年間ほど気まぐれハウスでお世話になっていたのだが、後半はメンバー…

自己回想 その10

その昔、食べず嫌いはお母さんに怒られた。楽器も吹かず嫌いはダメだ。テナーを吹き始めて、アルトといろいろ違うことに驚いた。まず、何と言っても吹き易い。う~ん、表現し易いって言い方のほうが適切か・・・あくまでも、私にとってだが。気持ちよく音を…

自己回想 その9

大阪キタの「KENTO'S」。ご存知だろうか?毎日、ハウスバンド等によるオールディーズライブが行われているお店。当時、特別にオールディーズが好きではなかったのだが、衝撃的であった。独特の雰囲気の店内。「はぁ~、こういう音楽なんだ・・・・オールディ…

自己回想 その8

一つの転機が訪れたのは、27歳ぐらいの時だった。何と初めてのことだが、サックスでのオファーが来たのだ。オファーと言っても、私が吹いている姿を見たわけでもなく、元々吹いていたらしい・・・という情報だけで声をかけてくれた。今までバンドと言えば主…

自己回想 その7

社会人になってから紹介されたバンド。その時期、大学バンドから半年以上バンド活動をしていなかったので、フラストレーションが溜まってきていた。久しく遠ざかってしまっているサックスでバンド組むのは、現実難しい。でも、バンド活動はやりたい。今、目…

自己回想 その6

私には予感があった。「俺は中学1年までエレクトーンを習っていた。だから、ドラムを叩けるはずだ。」ドラムとエレクトーンの共通要素は?そう、両手両足が別働であることだ。先にも書いたが、もともとドラムには興味があった。こうして、本当のドラマーが…

自己回想 その5

高校2年生になり、クラブにも後輩が入ってきて間もない頃、私は退部届けを提出した。アルトサックスを吹くことと吹奏楽を続けることがイコールではなくなったのだ。途中で辞めた高校の吹奏楽部であるが、大人になってからOB会という形で復活した。今の私…

自己回想 その4

私見だが、吹奏楽において自分の楽器と他人の楽器との間には、高い高い壁がある。他人の楽器に容易に触れることは出来ないし、自分の楽器にも触れて欲しくない。不可侵領域・・・とでも言うのか・・・アルトサックスを初めて手にした時から、今現在もまった…

自己回想 その3

「It's Magic」当時は「THE SQUARE」(現在は「T-SQUARE」)を代表する1曲だった。同時期にマリーン(フィリピンの女性歌手)もカバーしていた。マリーンのバージョンにはブラスやストリングスが入っていて、賑やかなアレンジだ。しかし、あの当時には「It's…

自己回想 その2

私がサックスを初めて手にしたのは高校の部活で吹奏楽部に入った時だった。吹奏楽部に入るきっかけは中学校の卒業式の日。最後に卒業生が体育館から退場する際、吹奏楽部が演奏をしてくれていた。そのそばを通りながら何故か「ドラム」に目が行き、「高校に…

自己回想 その1

私が「わさび」に加入して7年ぐらいになる。今となってはご存知の方などおられないと思うが、最初はテナーサックスだった。今は、アルトサックスを吹いている。どう違うのか?恐らく多くの方はどっちも似たような楽器・・・ と思うのだろうが、随分と違う。…

レコ発LIVE、終了

昨晩は、RUIDO大阪でのレコ発LIVEにご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました!1年ぶり&レコ発ということもあり、多くの方に足を運んでいただき、メンバー全員大変喜んでおります。出来映えに関してはいろいろあるとは思いますが、楽しくLIVE…

初アルバム

わさび、初のアルバム「よろづあります。」が、ようやくほぼ完成しました。細かい部分はまだ打合せが必要ですが、9割方出来ました。このアルバム、わさび創設から今日に至まで、多くの人とのかかわり合いがあってこそ生まれた1枚ですね。この1枚がわさびにと…

マウスピース(マッピ)の旅

わさびのレコ位まではリバイユLRを使っていたが、ここ最近はずっとリバイユSTUDIOを使っている。この調子だと8月頭にあるエレクトーンJAM2009の予選はリバイユSTUDIOで望むことになりそう。久しぶりの本番起用だ。9月20日にある吹奏楽祭に出ることになった。…

鳥研 in奈良

「鳥研」 …詳しい説明は同「わさび」内ブログ「ぐっちゃんの部屋」を参照して欲しい。ここでは、私から見た「鳥研」ワールドをお話しよう。「鳥研」の最初の印象は「うわぁ~ 懐かしい!」だった。なぜなら、お店の横に鶏舎があったからだ。私の田舎は京丹後…

サックス  また続き

久しぶりの「スーパーセッション」。結果はいま一つだった。結局、1月から好調のリバイユLRを今回のレコでは使うことにした。そして、久しぶりにリバイユSTUDIOも吹いてみた。意外と吹けた。今度のエレクトーンJAMの練習の時に使ってみよう。今年のエレクト…

サックス 続き

「月」で使う予定のマウスピース(以下マッピ)はセルマーの「スーパーセッション」。私が持っているアルト用のマッピの中では唯一のハードラバータイプ。テナーではオットーリンクとクラウドレイキーを持っている。さてその「スーパーセッション」、これはジ…

サックス

今年の1月に起こった相次ぐリードの不具合現象は、5月になった今でも解決していない。解決していない理由明白で、吹いていないからだ。私が主に使用しているマウスピースは3種類。演奏するジャンルやコンディションによって使い分けているが、一番お気に入り…